2008年04月23日

お米~ところ変われば~

お米


日本では魚沼産コシヒカリが最高級と念仏のように唱えられております。

うん、確かに美味しい。


日本では新米が、精米してから時間が経ってないのが美味しいとされております。

うん、確かに美味しい。


ウチでも近所の米屋で玄米を精米してもらって1kgずつ買って食べてる。


美味しいシャリで握った寿司なんて最高!!

日本人に生まれて良かったぁぁぁぁ!!!なんて気分になるw


これが魚沼産コシヒカリ
お米~ところ変われば~


と、その玄米
お米~ところ変われば~



で、よく言われるのが


「タイ米はまずい」


90年代の米不足騒動の際、不足する日本の米の代替として輸入販売され

中にはブレンド米として日本の米にタイ米を混ぜて売られたりしてました。


で、それを日本米と同じように水を吸わせて、日本米と同じ分量の水で炊く。

食べてみて言う

「まずい」

と。


日本米=ジャポニカ米は東アジア・・・日本、韓国、中国などで主に食されていて

それ以外の諸外国・・・東南アジアからインドを経てぐるっと欧州、米国・・・では

タイ米と同じ品種のインディカ米が食されていて、米と言えばインディカ米。

そのインディカ米の中でも最高級とされるのがインド北東部で作られるバスマティ

魚沼産コシヒカリに勝るとも劣らない高値で取引されているとか。


これがバスマティ↓
お米~ところ変われば~


しかもインディカ米は生産後時間が経っているものが良いとされるとか・・・

調理方法も、日本と同じように炊飯器で炊く他、パスタのように茹でたりする。

食感はパサパサしていて、独特の香りがあり、ジャポニカの様に粘りはないから

おにぎり作ったりは当然できないけど、ピラフやカレーにあう。


そんなインディカ米をジャポニカの様に調理して不味いなんって言っちゃ気の毒・・・

価値観そのものが違うんですから。


逆の立場で「ジャポニカなんぞベタベタして食えたもんじゃねぇ」と言ってるようなもの。



ウチでは両方を料理と気分で使い分けてます♪


両方が手に入る日本に生まれて良かったぁぁぁぁ!!!



同じカテゴリー(食道楽)の記事

Posted by ひょっとこ斎 at 01:40│Comments(0)食道楽
※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。